音楽上の履歴
学歴等
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。
これまで作曲を、鈴木行一、佐藤眞、小林秀雄、林光の各氏に師事。
受賞等
在学中、 ヴァイオリン協奏曲「刹那の春」が学内で初演され、同時に長谷川良夫賞受賞。
フルート協奏曲「赤い花」が第19回日本交響楽振興財団作曲賞に入選。
コントラバス協奏曲「不死鳥の舞」が第23回日本交響楽振興財団作曲賞に入選し、作曲奨励賞を受賞。
1997.7.11 | フルート協奏曲「赤い花」 | 現代日本のオーケストラ音楽 |
1998.6.8 | 歌曲「夢の中の設計図」 | 谷川俊太郎の「夢の中の設計図」による14の変容 |
2001.7.5 | 不死鳥の舞 ~5弦コントラバスとオーケストラのための~ | 現代日本のオーケストラ音楽 |
2001.11.21 | 弦楽四重奏曲「幻影」 | ICME 第1回演奏会 |
2002.5.10 | フルートと筝のための前奏曲 | Lips ~和と洋の新しい響き合い~(鈴木真為氏委嘱) |
2003.4.24 | 弦楽四重奏曲「羽ばたいた青い蝶」 | ICME 第2回演奏会 |
2003.7.11 | メンデルスゾーンの主題による弦楽四重奏曲 | ドイツ・ロマン主義の風景素描 レクチャーコンサート(瀧井敬子氏委嘱) |
2004.3.17 | フルートと筝のための奇想曲「舞い降りた春告鳥」 | Lips ~和と洋の新しい響き合い~(鈴木真為氏委嘱) |
2004.7.21 | ピアノソナタ | ICME 第3回演奏会 |
2006.12.8 | 混声合唱曲「冬の言葉」 | 洗足学園音楽大学 冬の音楽祭(洗足学園音楽大学委嘱) |
2007.3.22 | 幻想曲 ~弦楽のための~ | 弦楽合奏の夕べ |
2007.8.16 | Capriccio for Piccolo | フルートコンベンション ピッコロの世界(甲斐雅之氏委嘱) |
2011.11.29 | 一つの解答 ~フルートとピアノのための~ | ICME 第4回演奏会 |
2014.1.7 | ショパンの主題による追走曲 | YouTube |
2014.5.30 | 狂詩曲 ~ヴァイオリンとピアノのための~ | NCM2014 |
2015.12.11 | 夜曲 ~サクソフォーンとピアノのための~ | NCM2015 |
2016.12.20 | 弦楽六重奏曲 | NCM2016 |
2018.2.8 | 練習曲「妖美なる琴線」 | NCM2018 vol.4 |
2018.12.18 | 無窮動 ~ヴァイオリンとピアノのための~ | NCM2018 vol.5 |
2021.6.28 | 練習曲「壮美なる風景」 | NCM2021 Vol.7 |
2024.2.11 | 練習曲「優美なる流線」 | NCM2024 Vol.10 |
・著書
和声学課題集Ⅰ(音楽之友社 / 2016年 / 共著・執筆責任) 和声学課題集Ⅱ(音楽之友社 / 2018年 / 共著・執筆責任) |
・職歴
2001.4 ~ 2003.3 | 東京藝術大学非常勤講師を勤める(和声初級、和声中級) |
2002.5 ~ 2022.4 | ヤマハ・マスタークラス特別コース講師を勤める 担当科目(ソルフェージュ、楽典、和声学、対位法、楽曲分析など) |
2003.9 ~ 2006.3 | 洗足学園音楽大学非常勤講師を務める |
2004.4 ~ 2007.3 | 洗足学園高校非常勤講師を務める 担当科目(聴音、楽典、和声学) |
2006.4 ~ | 洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック校長を務める |
2006.4 ~ 2015.3 | 洗足学園音楽大学 専任講師を努める |
2015.4 ~ 2021.3 | 洗足学園音楽大学 准教授を務める |
2016.4 ~2017.3 | 洗足学園音楽大学 作曲コース 副アカデミックプロデューサーを務める |
2017.4 ~ | 洗足学園音楽大学 作曲コース アカデミックプロデューサーを務める |
2021.4 ~ | 洗足学園音楽大学 教授を務める |
2022.4 ~ | 洗足学園音楽大学 音楽学部長補佐を務める |
2024.4 ~ | 洗足学園音楽大学 メディアアーツコース アカデミックプロデューサーを務める |
現在 | 洗足学園音楽大学 音楽学部長補佐 洗足学園音楽大学 教授 洗足オンラインスクール・オブ・ミュージック校長 洗足学園音楽大学 作曲コース アカデミックプロデューサー 洗足学園音楽大学 メディアアーツコース アカデミックプロデューサー |
大学で担当した授業 | 和声学、対位法、作曲法・編曲法、音楽分析基礎講座、ソルフェージュ、管弦楽概論、浄書と音源の制作 など |
・制作ソフトウェア(☆印は特に主要なソフト)
- 譜読み学習ソフト『譜読み大王』(Flash版)
- 聴音RPG『失われた音問村』☆
- 音楽史アドベンチャー(Flash版、JavaScript版)
- リズム学習ソフト『りずむん』☆
- 和声学学修支援ソフト『和声の祭典』☆
- 鍵盤アプリ『孤独な鍵盤』(WebGL版、Android版、iOS版)
- 譜読み学習ソフト『楽典ウォーズ3D』(WebGL版、Android版、iOS版)☆
- 対位法学修支援ソフト『地球の旋律線』 ☆
機械いじりの履歴
小学校3年生 | ファミコンが世に登場。 同時期にセガが発売したゲーム機(SG-1000)を購入し、ゲーマーとなる。 |
小学校4年生 | ファミコンを購入(”エキサイトバイク” を同時購入)。 |
小学校5年生 | SEGAのSC-3000H でコンピュータプログラミング(BASIC)を始め、主にゲームを制作。 インタープリタ型BASICの処理速度の遅さのために、マシン語(Z-80A)を併用する。 |
高校生時代 | SHARP PC-E500 を購入し、BASIC のプログラミングをする。 フライトシミュレータや、モールス信号発信プログラムを制作。(※ どういう訳か、清水氏は第4級アマチュア無線技師の資格を持っている) |
大学時代 | 大学1年から3年は、コンピュータとあまり縁の無い生活を行う。 4年次に、長谷川良夫賞を受賞し、その賞金の半金を握り締めて秋葉原へ行き、エプソンのコンピュータを無理やり値切って購入した。 以降、しばらくの間(36歳頃まで)メーカー製PCを購入することなくPC自作に明け暮れる。48歳現在でも、メインのPCは自作である。 |
ヤマハ時代 | 大学院時代の2年間を含む7年間、ヤマハ音楽振興会の契約職員として、主に教材制作を経験。ヤマハ時代には FINALE、CUBASE、LOGIC を主に用い、教材などを制作した。FINALE の入力技術のほとんどは、この時期に修得しており、高速な入力には定評がある。 同時期に Visual Basic を購入し、BASICプログラミング技術を復活。当時はインタープリタ型の Visual Basic だったが、後にコンパイル型にバージョンアップしたが、Basicで育った人間として妙にうれしかった。復活したプログラミング技術をヤマハでの仕事にも活用する。またBASICだけでは困難なことに対して Windows APIを利用した。 大学院2年次に、セリー音楽自動作曲プログラムを制作した。ヤマハの仕事において VisualBasic だけでは困難な壁に当たり、C言語(ANSI C)を修得し、ファイル変換やMIDI演奏のDLL(ダイナミック・リンク・ライブラリ)を書いて、Visual Basic から呼び出すなど、マニアックな書法を追求した。 |
非常勤講師時代 | 管弦楽の作曲コンクールへの2度の入選を契機とし、東京藝術大学音楽学部作曲科の講師に任命される(28歳~30歳)。これが後の洗足学園での職と結びついており、東京芸大の2年の任期を終えたのち、洗足学園の非常勤講師(30歳~32歳)となるが、まもなくインターネットを通じて教育を行う オンラインスクール の校長に任命される。 |
専任講師時代 | 32歳から41歳の9年間。これまで以上にホームページ制作とプログラミング技術を研究することとなる(PHP & Perl & JAVA Script & Action Script & C#)。楽典や聴音の学習ソフト、そして譜読みソフトなどから始まり、音楽史アドベンチャー、そして聴音RPG「失われた音問村」を発表した。後には「ヴァーチャル洗足」やリズム学習ソフト「りずむん」を開発した。 |
准教授時代 | 41歳から47歳の6年間。2015年には「和声の祭典」を発表し、加えてUnity のアプリケーション「孤独な鍵盤」を発表した。続けて「楽典ウォーズ3D」を発表、そして「ネットで採点 和声学課題集Ⅰ~Ⅱ」が音楽之友社より出版された。 そして、2020年には対位法の学修支援ソフトウェア「地球の旋律線」を発表することとなった(採点システムには Python を用いている)。 後に新型コロナウイルスへの対応(入学試験や期末試験のオンライン化)で奮闘する。 洗足学園音楽大学に新しいコースを設立することとなり、担当に任ぜられた。 |
教授時代 | 47歳からの期間。新型コロナウイルスが猛威を振るう時期。入学試験や期末試験のオンライン化をはじめ、校務の比重が大きくなった。 48歳の時に「音楽学部長補佐」の役職を拝命し、多忙を極める。 |
データベースとの関わり | いつの頃からかデータベースに大きな興味を持ち、データベースサーバーを自宅に所有するようになった。 Microsoft Access をクライアントとして利用したデータベースを制作し、何年もの歳月をかけて「秘伝」のように練り上げられたデータベースシステムは究極的に便利である。知人は「清水家データベース」なるマニアックな表を持ち歩いていることを知っている。 MySQL → PostgreSQL → MySQL と、使用するデータベースに変化があったが、後に CentOS を愛用するため Maria DB を用いる機会が増えた。(2017年頃に MariaDB に一本化) その後、CentOS 8 を利用していたが、突然の開発中止により Ubuntu 20.04 LTS へ移行することとなったが、データベースは Maria DB のまま 2024年を迎えている。 |
LINUXとの関わり | 自作PCを作っていると当然部品が余るようになり、もう一台のPCを作ることができるようになるが、PC性能の向上が著しかった当時、型落ちの機械で最新OSを動かすのは魅力的ではなかった。そこで LINUX サーバーを作って遊ぶことになった(SLACKWARE なるものが主流だった頃)。 利用用途としては、大好きなデータベース、SAMBA ファイルサーバー、Apache Webサーバーを継続的に利用しているが、一時期は IP マスカレードを行って複数のPCからインターネットに接続できるように設定するなど、かなり専門的(マニアック)に利用していた。 しかし、これでは2台のPCの電源を入れないとインターネットにもつながらず、またデータも見られなくて不便なため、LINUXサーバーを廃止し、変わりにファイルサーバーとしてNAS を導入した時期もあった。 ところが 2007年初頭、LINUX魂が再燃しハードディスクを6台積む巨大ファイルサーバー(と言っても 1.5TB)を構築し、そして Postgres データベースサーバーを立ち上げた。(Fedora Core 6 を利用) その後、多くの変遷を経て・・・・・ 最新機能が搭載される Fedora が好きで Fedora 14 までは使用したが、最近は安定性を重視するようになった。 そのため、2020年3月現在は CentOS 8.1 でほとんどのサーバーを管理していたが、その後の CentOS 8 の突然の開発中止により Ubuntu 20.4 LTS へ移行し、現在は Ubuntu 24.4 への移行に明け暮れる。 |
・主な利用ソフト
FINALE 27 | 楽譜制作 / さすがに、これは得意だが・・・開発終了に |
DORICO 5 | 楽譜制作 |
NUENDO 13 | 音源制作 |
WAVE LAB 12 | 波形編集 |
iZotope RX9 | 波形編集(ノイズ処理) / 2021年に導入 |
KOMPLETE 14 | ソフトウェア音源 |
Iconica Sections & Players | ソフトウェア音源(オーケストラ音源) |
VIENNA SYNCHRON-IZED SPECIAL EDITION VOL. 1 | ソフトウェア音源(オーケストラ音源) |
Adobe Creative Cloud | 基本的に「月額制」は好きでなく 10年程は Adobe Creative Suite 5 Master Collection を使用していたが、2021年、遂に Adobe税を納入することになった。 主な使用ソフトは、InDesign, Photoshop, Illustlator, Premiere, Audition。 |
Microsoft 365 | 基本的に「月額制」は好きでないが、1TB のクラウドは便利極まりないので、月額制でも良しとする。 |
Davinci Resolve Studio 19 | Speed Editor に付いてきた・・・ というよりは Davinci Resole Studio に Speed Editor が付いてきた。 |